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花暦作家近詠

  風 花    相澤 秋生

風花やクルス秘めゐる菩薩像
木の枝の手を貰ひけり雪だるま
石に死せし蝶や余寒の薄明り
待春の一行の詩を抱き眠る
日脚伸ぶ畳目一つづつほどに

(2017年3月26日投句)
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艸俳句会

Author:艸俳句会
艸俳句会のWeb版句会報。『艸』(季刊誌)は2020年1月創刊。
「艸」は「草」の本字で、草冠の原形です。二本の草が並んで生えている様を示しており、草本植物の総称でもあります。俳句を愛する人には親しみやすい響きを持った言葉です。

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