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花暦句会報:風の会(平成29年7月1日)

風の会(荻窪吟行句会:太田黒公園、角川庭園・幻戯山房)
袋回し:「夏館」「黒」「香水」「草」

高点1句
刻止める昭和の灯夏館     坪井 信子
 
星祭多羅葉に浮く黒き文字   市原 久義
梅雨暗し楽譜を綴づる黒表紙  岡戸 良一
香水はシャネルか太田黒夫人  坪井 信子
角川邸香水の香にふり向けり  束田 央枝
路座仏の裾の湿りや草茂る   飯田 誠子
歩まねば草になるぞよ朝郭公  加藤 弥子
                    (清記順)

 小雨が降ったりやんだりの天気の中、6人が参加。両園とも狭いながらも風情ある庭園。
吟行を楽しんだ後、角川源義氏邸宅跡の幻戯山房で句会。(久義)
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艸俳句会

Author:艸俳句会
艸俳句会のWeb版句会報。『艸』(季刊誌)は2020年1月創刊。
「艸」は「草」の本字で、草冠の原形です。二本の草が並んで生えている様を示しており、草本植物の総称でもあります。俳句を愛する人には親しみやすい響きを持った言葉です。

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