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艸句会報:すみだ(令和4年2月16日)

すみだ句会(すみだ産業会館)
兼題「高」

印象句
春潮の運河せましと浚渫船      貝塚 光子
【一口鑑賞】「春潮」は春のあたたかい海の水。それが大潮のときなどは河口近くの運河に差してくるのだろう。澄んだ藍色の水が満ちた運河を眺めている作者。目の前を過ぎゆく浚渫船の様子を「運河せましと」と感じたままに書きとめた。東京の下町では災害時の河川氾濫対策や水路活用などに向けた工事が進められているという。(潔)

春めくや竹が風よぶ山の寺      福岡 弘子
桃色の稚の耳朶雛祭         長澤 充子
みちのくの野火の煙や高曇り     山本  潔
朝まだき縄張り越へて孕猫      貝塚 光子
橋普請進む町川葦の角        髙橋 郁子
名刹の高館堂や落椿         大浦 弘子
胡麻ほどに芽吹き初めたる雪柳    工藤 綾子

(清記順)
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艸俳句会

Author:艸俳句会
艸俳句会のWeb版句会報。『艸』(季刊誌)は2020年1月創刊。
「艸」は「草」の本字で、草冠の原形です。二本の草が並んで生えている様を示しており、草本植物の総称でもあります。俳句を愛する人には親しみやすい響きを持った言葉です。

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