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艸句会報:船橋(令和5年1月7日)

船橋句会(船橋市中央公民館)
兼題「新」、ミニ吟行「船橋大神宮」

印象句
松取つて一束の縄残りけり      隣   安
【一口鑑賞】2023年の「艸」は千葉県船橋市の意富比(おおひ)神社(通称、船橋大神宮)のミニ吟行でスタートした。1900年以上の歴史を持つ神社。この日も初詣の参拝客で賑わう一方、元旦から飾っていた門松を取る「松納」が行われていた。その様子を見ていたゲスト参加の作者。竹の柱に松をくくりつけていた縄が外され土に置かれている場面を切り取った。単純写生のようでありながら、「一束の縄」に正月が過ぎていくことへの感慨が表れている。(潔)

人日の路地に朝湯の匂ひして     岡崎由美子
新宿のネオン浴びたる寒鴉      沢渡  梢
レリーフの手形に皺や寒に入る    隣   安
年の瀬の姉はいよいよ腰曲げて    三宅のり子
初句会等身大の我があり       小杉 邦男
使い捨て懐炉を腰に浦の町      岡戸 林風
寒柝や最長老の家の前        新井 紀夫
松おさめ出店のあるじ大あくび    飯塚 とよ
新日記まだ白きまま夢書けず     並木 幸子
新玉の光を受けて屠蘇の味      平野 廸彦
新年の新聞厚く睦まじく       川原 美春
たひらかに宮の土俵の淑気かな    山本  潔

(清記順)
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艸俳句会

Author:艸俳句会
艸俳句会のWeb版句会報。『艸』(季刊誌)は2020年1月創刊。
「艸」は「草」の本字で、草冠の原形です。二本の草が並んで生えている様を示しており、草本植物の総称でもあります。俳句を愛する人には親しみやすい響きを持った言葉です。

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