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花暦句会報:若草句会(平成28年1月9日)

花暦:若草句会(平成28年1月9日 俳句文学館)

主宰特選
抛られて火の音逸る納め札(坪井信子)
蔵前やトラック荷台の貸布団(岡崎由美子)
冬ざれの暗がりにある御影かな(山本 潔)
泣きたくて泣けぬは哀し寒椿(岡崎由美子)
凍蝶に日輪遠くあるばかり(矢野くにこ)
縁側に軍手残され冬日向(大野ひろし)
寒風や鉄鎖に絡む白き紐(岡崎由美子)
水涸れて水掛不動乾びをり(坪井信子)
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艸俳句会

Author:艸俳句会
艸俳句会のWeb版句会報。『艸』(季刊誌)は2020年1月創刊。
「艸」は「草」の本字で、草冠の原形です。二本の草が並んで生えている様を示しており、草本植物の総称でもあります。俳句を愛する人には親しみやすい響きを持った言葉です。

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