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花暦句会報:東陽(平成28年9月17日)

東陽句会 (江東区産業会館)
席題「月」

高点2句
名月や五百羅漢は徳利持ち      貝塚 光子
鯉跳ねて潜きしままに無月なる    安住 正子

菰解かれ菊生き生きと朝の花舗    長澤 充子
青秋刀魚目に寒流の色潜め      市原 久義
龍淵に潜み遠野の空深し       新井 洋子
残照の雲の行方や豊の秋       岡戸 良一
豊饒の海や三陸秋刀魚季       安住 正子
十六夜の用なきメール鳴りにけり   堤  靖子
彼岸花棚田の畔をのぼり行く     斎田 文子
祝はれて根付瓢箪敬老日       飯田 誠子
鰡とんでスカイツリーが見えるかい  貝塚 光子
詩ごころを星に委ねし賢治の忌    浅野 照子

                       (清記順)
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艸俳句会

Author:艸俳句会
艸俳句会のWeb版句会報。『艸』(季刊誌)は2020年1月創刊。
「艸」は「草」の本字で、草冠の原形です。二本の草が並んで生えている様を示しており、草本植物の総称でもあります。俳句を愛する人には親しみやすい響きを持った言葉です。

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